

介護・健康・福祉分野の総合展示会 東京ケアウィーク’25 が開催。会場では、介護事業者、医療関係者、自治体、健康関連企業など、多くの来場者が最新のサービスやテクノロジーに触れ、超高齢社会の課題解決に向けた情報交換などが数多く行われていました。
開催概要
- 名称:東京ケアウィーク’25
- 会期:2025年2月3日(月)~5日(水)
- 時間:9:30~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 南展示棟
- 主催:ブティックス株式会社
東京ケアウィークを構成する4つの専門展
第11回 CareTEX東京
介護用品、介護施設向け設備、介護施設ソリューション、ケアフード、障害福祉サービスなどを対象とした専門展示会。
第8回 Careテクノロジー東京
見守り機器、介護ロボット、ICT、DXなど、介護現場を支えるテクノロジーを紹介する専門展。
第8回 ヘルスケアJAPAN東京
介護予防や健康づくりをテーマに、自治体・地域活動・ヘルスケアサービス等が集う専門展。
第6回 からだケアEXPO東京
健康施術産業に焦点を当て、リラクゼーションやコンディショニング、健康支援に関する製品・サービスを紹介する専門展。

(渡部)淑徳大学教授・結城康博先生の講演を拝聴した。介護関係の現場に身を置く一人として、突きつけられる思いで聞き入った。示された数字は重い。全介護職員数は2023年度に前年度を下回って減少へ転じた。認定者は増え続けているのに支える側が減る。受けたくても介護を受けられない高齢者が増える未来が迫る。とりわけ鋭かったのが要因分析で、賃金や人口減だけでなく現場の指導力・養成力にも踏み込み、介護現場にも責任がある(経営者・管理職・市民に問題)と言い切られた点は、外部に原因を求めがちな議論への強い問い直しだった。
ただ悲観一辺倒ではない。人材の確保・定着につながる人事マネジメントを最優先に据えることが生き残る道だと説かれ、現場を預かる立場として自らの責任を改めて考えさせられた。人材不足は人手だけの問題ではなく、地域社会全体の課題である。だからこそ人と人をつなぐリエゾンの視点が要になると感じた一日だった。