【八千代】老化するという事(聴覚)

投稿者: | 2020年6月7日

 先日、視覚についてを載せたところ、「思い当たります」や介護仲間からは「勉強したの思い出した」など反響のお言葉を頂戴致しました。

なので、本日は聴覚についてお話ししたいと思います。

 聴力の低下は、一般的に高音域から中・低音域へ拡がっていきます。変化は40歳代以後から始まり、50歳代になると「老人性難聴」という高音域の聴力低下が起こり始めます。その始まり方は男性のほうが早いと言われます。女性や子供など周波数の高い人の声や早口が聞きとり難くなり、調子の高い音声は苦痛に感じたりもしますので、”高齢者とは大きな声で話すより、近くで低めに話す方がよく聞こえるようです。(介護職員初任者テキストより)

 やはり女性の介護職員などが利用者様にお話をしていても「キンキン言って何をしゃべっているか分からない」と言われることが多々あるので、努めてゆっくりしゃべるようにと心掛けるようにしています。また補聴器をされてる方では色々な音を拾い過ぎることによってストレスを感じる事もあるようなので気をつけます。

 先ず、相手の目を見て初心に戻り、誠意をもって明日からまたお話をしよう!と思った振り返りの週末でした。介護職でない方々にも高齢者の特性を少しでも理解してもらえたらと思います。