東京ケアウィーク2020(東京ビックサイト)

投稿者: | 2020年2月13日

第6回 CareTEX2020 (ケアテックス)
【国際】介護用品展/介護施設産業展/介護施設ソリューション展


■ 第3回 [次世代] 介護テクノロジー展(Careテクノロジー(ケアテクノロジー))
■ 第3回 健康長寿産業展(ヘルスケアJapan(ヘルスケアジャパン))
■ 第3回 超高齢社会のまちづくり展(CareCITY(ケアシティ))
■ 第1回 在宅医療 総合展(CareCITY(ケアシティ)内)
■ 第1回 健康施術産業展(からだケアEXPO(カラダケアエキスポ))



■基調講演:
□超高齢社会における医療・介護のあり方と
求められる対策とテクノロジー

・日本医療政策機構 代表理事 黒川 清

日本は世界で最も高齢化の国となり、新しい課題が社会に大きな影響を与え、さらに認知症も増加する。文明史的にも前例なく、多くの国でも近々予測される課題だ。さらにこの20-30年の世界の政治、経済の大きな流れの変化、所謂グローバルな世界のありようが問題を複雑化する。この変化の中の最高齢化国家日本を考える。

□神奈川県が目指す健康長寿社会
~そのための未病の改善と最先端医療・技術の融合~

・神奈川県知事 黒岩 祐治

「未病」とは健康と病気の間の連続的な変化の状態を指す。人々が自分自身の「未病」状態を把握し、食・運動・社会参加を通じて心身の状態を改善していくことが、健康長寿社会を実現する上で非常に重要である。この未病コンセプトを推進する黒岩知事が、神奈川県における各種プロジェクトの最新状況や求められる最新技術について語る。

□地域包括ケアシステム:2025年から2040年の展望

・公立大学法人埼玉県立大学 理事長 田中 滋

これからの日本社会は、超高齢化のピークである2042年に向かって85歳以上人口が急増していく。2025年までに地域包括ケアシステムを機能させることはもちろん、超高齢者に対する生活支援体制の構築、団塊世代に対する介護予防・フレイル予防、そして尊厳ある看取りは最重要課題である。


《業界動向コース》
□認知症施策における官民連携の現状と課題
政府の大綱でうたわれる、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる『共生』に向けては、医療・介護等の社会保障に留まらず、小売・金融・交通・生活サービスといった暮らしに関わる民間の対応が重要である。各地で進み始めた官民連携の取組みと現状と課題を概説する。

(株)日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門
高齢社会イノベーショングループ
部長(シニアマネジャー)
紀伊 信之

□多世代による協働・共生を実現してきた国内外の地域事例
~超高齢社会のまちづくりの土壌となるものは何か?~

地域包括ケアも地域医療も、高齢者や若者・子どもをはじめ全ての世代が協働・共生する地域が存在することで実現可能となるだろう。数十年間にわたり世界中のまちを歩いて観察してきた都市デザインの専門家が、歴史的に多世代協働・共生を実現してきた地域事例を語る。

神戸芸術工科大学 教授
西村 幸夫

□在宅看取りのための新しい医療インフラ
~日本初!在宅診療所が作る「おうちにかえろう病院」の挑戦~

2013年の開業以来、やまと診療所はご自宅で最期を迎える方々を支えるための在宅医療に注力し、昨年度は400名近い方々のお看取りに関わらせていただきました。そんな在宅診療所がなぜ120床の病院を新規設立するのか。地域包括ケアの未来のモデルを作るおうちにかえろう病院の戦略についてお話します。

(医社)焔 理事長/
やまと診療所 院長
安井 佑