【八千代】エンディングノート

投稿者: | 2020年2月11日

 平均年齢80歳の利用者さん達4名が神妙な顔でお話していた。何か困りごとかと思いお声掛けすると‘老後の事を話していたの‘と仰る。既に...と思ったのだが、内容を聞いてみると終の棲家をどうするかという話。お金がないと施設にも入れない今いる家は1人だからその後どうなるんだろう..など考えてもその時にならないと分からないという結末でした。

 とりあえず、ご家族の方とお話ししてみては?とその場を取り繕いましたが・・確かに今の高齢者は若いし、余程体が不自由でない限りはまだ大丈夫と過信してしまう。高齢者がそうなのだから60代以下の私達なんて尚更まだまだ先の話しのように感じてしまうが人間何があるか分からない。

 ふと思い出せば前の職場で昨日まで普通に生活していたが次の日脳梗塞で倒れて麻痺で後遺症でしゃべれず寝たきりになった70代前半の方がいた。その方もこうなるとは思ってもいなかっただろうし、どんな老後を描いていたのか?

 まずは今からでも遠い先と思わずに此れからの事、老後の事、どんな死に際を望むのか等を先ず気軽にエンディングノートを書いてみては如何でしょうか?