
開催概要:国分寺市内藤地域センター地域交流会において、フレイル予防講座を開催しました。本講座では、人生100年時代を迎える中で、フレイル予防の基本となる運動・栄養・社会参加に加え、今回は副題として死を考えることについてもお話ししました。
「死」というテーマは決して暗いものではなく、人生の終わりを見つめることによって、今をどう生きるかを考えるきっかけになるものです。最期を迎えたい場所、大切にしたい人との関係、残したい想いなどを考えることは、自分らしく生きるための準備でもあります。講義では、社会とのつながりの重要性、健康寿命の延伸、地域での支え合い、そして恩送り(Pay Forward)の実践について、地域活動の実例を交えながらお伝えしました。
- 講座名: 100歳時代のフレイル予防とは
- 日時: 2025年9月29日
- 会場: 国分寺市 内藤地域センター
- 主催: 地域交流会「すみれ会」
- 講師: 渡部 恵弘(健康生き甲斐リエゾン協議会)
- 内容:
- フレイルとは何か
- フレイルドミノと社会参加の重要性
- 平均寿命と健康寿命の差
- 「老いの義務教育」という考え方
- 人とのつながりが支える健康づくり
- Pay Forward(恩送り)の実践
- 地域活動・ボランティア活動の紹介
社会とのつながりがフレイル予防の出発点であることを強調し、独りではなく、地域の仲間とともに生きることの重要性を共有しました。講義資料では、健康生き甲斐リエゾン協議会の活動や国分寺市での実践、能登半島地震支援、地域イベントへの参加なども紹介しました。
(渡部)今回、皆さまとフレイル予防について考える時間を持つことができました。熱心に耳を傾けてくださる姿勢や、今から何を始めたらよいかと前向きな質問をいただいたことがとても印象的でした。フレイル予防というと、運動や栄養に目が向きがちですが、実はその前段階として大切なのが社会とのつながりです。誰かと挨拶を交わすこと、地域の集まりに参加すること、役割を持つこと。それらが結果として健康を支え、生きがいにつながっていきます。
今が一番人生で若い時。この言葉のとおり、年齢に関係なく、その時々の最高点を目指して歩み続けることができます。人生100年時代だからこそ、地域の仲間と支え合いながら、自分らしく暮らし続けることが大切なのだと改めて感じました。また、今回の交流を通じて、地域には多くの経験や知恵を持った方々がいることを実感しました。その力をつなぎ、縁を絆に変えていくことこそ、これからの地域づくりに必要な視点だと思います。
最後に、温かく迎えてくださった皆さま、そして開催にご尽力いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。これからも、国分寺市をはじめ地域の皆さまとともに、健康づくりと生きがいづくりの輪を広げてまいります。
縁を絆に!! 出来ることは何でもしよう!
一人ひとりの小さな行動が、誰かの健康と笑顔につながります。今が一番人生で若い時。その時々の最高点を目指し、地域でともに歩んでいきましょう。