
過日、松田先生のもとでお話を伺いたいという方をご案内し、ご一緒する機会がありました。松田先生とは長くご縁をいただいていますが、お会いするたびに感じるのは、その変わらぬ温かさです。相手の話にじっくり耳を傾け、経験や知識を押しつけるのではなく、一緒に考えていこうという姿勢で接してくださいます。
この日も、先生は来訪された方の思いや悩みに真摯に向き合われていました。専門的なお話だけではなく、その人自身の歩んできた道のりや、これから進みたい方向にも関心を寄せ、時に笑いを交えながら、丁寧に言葉を紡がれていた姿が印象的でした。
恩師とは、単に知識を教えてくださる存在ではなく、人としてどう生きるかを背中で示してくださる存在なのかもしれません。私自身、これまで多くの方々とのご縁に支えられてきました。そして今度は、そのご縁を次の世代へとつないでいくことも、大切な役割の一つだと感じています。必要としている人と、力になれる人をつなぐこと。学びたい人と、教え導く人を結ぶこと。そこから新しい挑戦や成長が生まれていくことがあります。
松田先生のもとで交わされた穏やかな対話の時間は、そんな学びのバトンが手渡されていく瞬間でもありました。人と人との出会いは、人生を豊かにします。そして、その出会いの背景には、誰かの思いやりや心配りがあるものです。これからも、一つひとつのご縁を大切にしながら、人と人とをつなぐリエゾンとして歩んでいきたいと思います。
そして、いつも温かく迎えてくださる松田先生に、心から感謝申し上げます。
人は、人によって育てられる
そんな当たり前で、けれど何より大切なことを、改めて感じた一日でした。