超高齢社会となった今、健康で100歳を迎えられるよう食生活の見直しと改善が日々行われている。何故ならば近年、生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧、がん等の疾患が食生活と密接な関係であると明らかにされ食事の摂り方の関心が高まっている。
下記は厚労省が今年の9月1日から1ヶ月、全国で行った普及運動なのですが、とても興味深い内容だったので抜粋してみました。
趣旨
食生活改善普及運動の実施について (mhlw.go.jp)
平成25年度から開始している健康日本21(第二次)において、栄養・食生活に掲げられている項目のうち、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加、野菜摂取量の増加、食塩摂取量の減少については、目標達成に向けてより取組を強化していく必要がある。
これまでの国民健康・栄養調査では、65歳以上の者の低栄養傾向の者が2割弱おり、目標とするBMIの範囲内にある高齢者の割合は、5割を割っている。また、女性のやせは若い女性だけでなく、40~50代でも一定数いることが明らかになっている。低栄養予防や栄養状態の改善に向けては、主食・主菜・副菜を上手に組み合わせながら、多様な食品を摂取していくことが重要である。
また、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛等の経験により、今後、より自宅での食生活改善の重要性を普及・啓発することが求められることから、本年度については、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとしつつ、自宅で食事を楽しむ際の野菜摂取量の増加、食塩摂取量の減少及び牛乳・乳製品の摂取習慣の定着に向けた取組について更に強化するため
食品には人が生きていくために必要な栄養素が含まれていますが、偏った食生活を続けると肥満や糖尿病等の疾患に係る事が懸念されます。多種類の食品をバランスよく摂取する事がやはり必要のようです。