

開催概要:越前焼「陶ふうりん」— 風が奏でる、土の音色♪
期間:2026年6月13日(土)〜8月30日(日)
会場:越前古窯博物館 旧水野九右衛門家住宅(越前陶芸村内・福井県)
開催時間:9:00〜17:00(最終入場16:30)
内容:越前焼の土でつくられた風鈴が軒先いっぱいに吊るされ、風が吹くたびに澄んだ音色が重なり合う、初夏ならではの企画展です。古民家(旧水野九右衛門家住宅)の縁側や中庭を埋めつくす色とりどりの短冊と風鈴は圧巻で、看板にあるとおり「土の音色」を聴きに訪れる人で賑わいます。





(渡部)滋賀から福井へ足をのばし、越前古窯博物館(ECHIZEN OLD KILN MUSEUM)を訪ねました。お出迎えしてくれたのは、なんと30年来の友人。久しぶりの再会に、博物館の看板の前で思わずポーズ。歳月を重ねても変わらない気の置けなさに、つながりのありがたさをかみしめます。
館内に一歩入ると、軒という軒、天井という天井に越前焼の陶風鈴がびっしり。色とりどりの短冊が揺れ、ちりんちりんと土の音色が館全体に響きわたります。中庭を囲む回廊も、まるで音の森のようで風が心地良い。
歴史ある旧水野九右衛門家住宅の座敷では、二人で抹茶を一服。落ち着いた古民家の空気と、風鈴の音、そして気のおけない友との語らい。慌ただしい日常を離れ、心がほどけていく時間でした。
竹灯篭、陶風鈴…土や竹といった素朴な素材が生み出す音と灯り。そして、それを介して結ばれ続ける人と人とのご縁の旅は、まさにつながりそのものを味わう道のりとなりました。30年という時を越えて再び会えたこと、その巡り合わせに、ただ感謝です。