総務省統計局では、「敬老の日」(9月20日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の65歳以上の高齢者のすがたについて取りまとめました。
Ⅰ 高齢者の人口(人口推計 2021年9月15日現在)(2ページ~)
○ 総人口が減少する中で、高齢者人口は3640万人と過去最多
総人口に占める割合は29.1%と過去最高
○ 日本の高齢者人口の割合は、世界で最高(201の国・地域中)
Ⅱ 高齢者の就業(労働力調査)(6ページ~)
○ 高齢就業者数は、17年連続で増加し、906万人と過去最多
○ 高齢者の就業率は25.1%、9年連続で上昇
○ 就業者総数に占める高齢就業者の割合は、13.6%と過去最高
○ 高齢就業者は、「卸売業,小売業」や「農業,林業」などで多い
○ 高齢の非正規の職員・従業員は10年前に比べ227万人増加し、
その割合は7.6ポイント上昇
○ 非正規の職員・従業員についた主な理由は、
男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多
○ 日本の高齢者の就業率は、主要国の中でも高い水準
○ 高齢就業者数は2020年4月を除き前年同月に比べ増加
統計トピックス No.129
統計からみた我が国の高齢者
-「敬老の日」にちなんで-