【寄稿】あれから10年、

投稿者: | 2021年3月11日

渡部) 3月11日…とても感慨深い日です。今でも尚、4万人を越える方々が故郷へ戻れずに過ごしているとのこと…。皆さんは”あの日・あの時“、どこで誰と何をしていましたか?そしてあれから10年という期間で本当に様々なことが変わったことと思います。

 私は、本震の時には病院で注射を受け30分横になって安静という最中でした。切迫する院内で慌ただしい非現実的な状況を眺めるばかりでした…色々なことがありましたが5月には体調不良が継続してる中、無理を言って津波被災を自分の目で見たいと嘆願して沿岸部を楢葉町・浪江町辺りまで連れて行っていただきました。

 当時、原発対応の最前線であったJヴィレッジまで連れて行ってもらい福島原発対応でもTVやメディアでは流れていない想像絶する状況を目にしたことで体調不良に負けてられない!こんなことしてる場合じゃない!!と感じたことで今の自分があるのだと思います。

 話しは本当に尽きないのですが・・あの日までは座右の銘として縁を絆に』『為せば成るを意識してましたが、あの日からは日々是好日』『積小為大さらに今ではペイ・フォワード(恩送り)という仲間や社会だけでなく…誰かの為と日々に感謝して活動をしています。

 まとまりの無い内容になってしまいましたが、震災・津波だけではなく様々な被災へ深い哀悼の意を表するとともに、被災された方々と被災地の復興を願っています。